新陳代謝という言葉の功罪
新陳代謝とは?~「新陳代謝」は超人気ワード サッポー先生 「新陳代謝」 4文字の漢字が並ぶ難しそうな熟語ですが、今や小学生でも知ってる子等が多いほどに、よく見かける言葉となりました。 何でも夏目漱石が使い出したのが最初だとか。 真偽のほどは定かではありませんが、比較的新しい言葉には違いないようです。 ところがこの「新陳代謝」という言葉ほど引っ張りだこに使われているのも珍しいと思います。...
View Article未熟な肌に現れる過渡期の現象
サッポー先生 サッポーです。 「ぼろは着てても こころの錦 どんな花より きれいだぜ…」で始まる歌がありました。 もう半世紀近く前に大ヒットした演歌です。 演歌といっても(何でも分類すると心が落ち着く?)、怨歌、艶歌といろいろあるようですが、人生の応“援歌”とでもいうのでしょうか。 話が逸れてしまいましたが、健康で美しい肌に育てるのは、けっこう勇気が要ることなんだ…とお伝えしたかったのです。...
View Article肌が強く美しく育つ姿を具体的にイメージする
サッポーです。今回は「肌が育つケア」の微妙~で、楽しいお話しです。 肌がダメージを受け、傷み、未熟化していく様子や、肌が育つケアで育ち度を上げていく様子を、視覚的なイメージで掴んで頂こうと思います。 いつも言葉だけを並べて説明しておりましたが、目からウロコと感激される方も居れば、少し早とちりされるのか、一面的・固定的な理解に縛られる方も居ます。...
View Article“肌が育つケア”の具体的な進め方
サッポー先生 サッポーです。 サッポーの「肌が育つケア」をまとめると、次のようなことです。 肌は育つと、健康で、強く、美しくなる 肌が育つには、肌が育つ環境を作り、維持すること 間違ったこだわりケア、思いこみケアを無くしていく よく育った肌の美しさは本物です。 本物の美肌を実現するために、サッポーは、 肌を知る…肌の基本的な性質と個々の肌の特質を知る...
View Articleピーリングは有効?それともタブー?
今回は珍しくピーリングの話です。 肌の治療に使われるピーリングは、美容目的にも利用されます。 治療としてのケアと私達が日常行うスキンケアの狭間で、少なからぬ混乱が起きているように思います。サッポーも境界線を明瞭にして、わかりやすい講義にしないといけないな……と、反省しました。 “kmky”さんのご質問です。 皮膚科の先生の言と、サッポーの理論が違う……どちらが? “kmky”さんのご相談です。...
View Articleえっ!これもピーリング?
ピーリングケアについて…サッポーの解説 美容目的の正攻法としてピーリングを利用したケアをサッポーは否定しています。但し、治療目的や肌が健康に育つきっかけ作りとして、一時的なピーリングの利用まで否定しているわけではありません。 しかし、市場の広告では「ピーリング=美肌ケアの王道」と錯覚するような紹介が多く、美肌を願う人達が、トラブルに巻き込まれるケースが後を絶ちません。...
View Article垢がボロボロと取れてきたけど……!?
一見「トラブル?!」かと思ってしまうような、でも、実は美肌に向かう着実な成果があります。この代表的な例を取り上げ、解説します。 成果をトラブルと勘違いして対処していたら、せっかくの美肌が育つチャンスを逃すことになります。これは大きな機会ロスです。 意外と多いのですから……、読者にもそんな記憶のある方がきっといらっしゃるでしょう。 春~夏は肌が育つ絶好の季節 植物がもっとも繁茂するのは夏です。...
View Article角栓は取ってはいけない!?
読者の“I”さんより質問をいただきました。 サッポーが「角栓を取り除いてはいけない!」と、事ある毎に言ってるからでしょう。肌にとってお邪魔虫だったはずの角栓がポロリと取れた、そのことが不安になったそうなのです。...
View Article硬くなったかかと…どうしたらよい?
「素足が気になる…かかと部分がひび割れのように白っぽく…」 読者の皆様も、一度足の裏を見直しておきましょう。白い筋が現れていたらもうかなり進行しています。 “なび”さんからいただいた相談です。 “なび”さんのご質問・相談 係りさま 足のかかと部分は他の皮膚表面と異なり、硬く、時にはひびが入ったように白く浮き上がってみえることもあります。...
View Article気になる角栓、カミソリやハサミで取ってもよい?
角栓が気になる時、どうしてますか? 「角栓が目立って、憂鬱になる……」 「角栓が邪魔して、ファンデーションが上手く乗らない……」 角栓にも様々な状態があるのですが、ここでは誤解を避けるため、次のように想定した角栓とします。...
View Article肌理(キメ)の細かい肌とは?
今回はサッポーのご愛用者で美肌塾読者の“mu-mu-”さんからの質問を紹介します。 私達もよく使用している「肌理(キメ)」という言葉について、ふと疑問に思われたご様子でした。 そういえば肌理については詳しく案内していませんでしたね。とてもよく使う言葉なのに……。 肌理(キメ)ってなんでしょう? “mu-mu-”さんのご質問...
View Article唇が乾燥しやすいのはどうして?その背景とは?
唇は、他の皮膚と見た目も触った感じも違います。また、薄い人や厚い人、形や色も様々で、よく見るとシワもあります。 でも、肌の一部には変わりありません。同じように乾燥します。それどころか、他の肌以上に乾燥を感じることが多い部 … 続きを読む →
View Article角質が悪役になったのはなぜ?経緯と理由を辿ってみよう
“角質”や“角質層”という言葉が一般化し、久しくなりました。それ以前は、ただの“肌”とか、細かくいっても表皮と真皮を使い分ける程度でした。 ところが、競合する化粧品の種類が増え、これが良い、あれが良いという選択の幅が広が … 続きを読む →
View Article角質を剥がすケアに惹かれてしまう理由、美しさの基準はどこにある?
前回では、角質が悪者扱いさせるようになった経緯を見ていきました。今回はずばり、角質そのものについて解説していきます。 当たり前にあるものなので、あまり意識することはないかもしれませんが、角質の立場や視点で、講義を読み進め … 続きを読む →
View Article角質除去に伴う怖い話、悪循環を時系列で追っていくと……
前回では、角質を取り除くことによって、一時的な肌の美しさを作っても、本当の美肌づくりにつながらないばかりか、一ヶ月先の肌(角質)はむしろ悪くなっているという話でした。 このような取り除くケアを止め、日々作られる角質がしっ … 続きを読む →
View Article今日から実践!早く気づいて即対処、が肌改善の鉄則
肌を美しくさえすれば、健康になっていると単純に考えると、あとで過ちに気づくことになります。 前回の、見栄えの悪くなった角質を取り除き、肌の美しさを得ようとする方法がそうでしたね。手っ取り早く美しさを現すことができますが、 … 続きを読む →
View Article角質剥がれを促進する存在!間違った化粧品&スキンケア、そして思い込み
スキンケアのスキルとは、肌が角質を作る手伝いをいかに上手にするかだと言えます。私達の責任は重大なのですね。 前々号・前号にて、スキンケアの成功も失敗も、ストーリーとして理解いただいたと思います。今回は、失敗ストーリーに登 … 続きを読む →
View Article拭き取り化粧水は危険!汚れは落とさねば……という常識の嘘
毎日スキンケアにおいて、見えない落とし穴がいくつもあります。見えないと言うより、落ちていることにすら気づかない……と言った方が良いでしょうか。 常識だと思い、頭から疑わないことがあるのですね。今回はその様な「常識の嘘」が … 続きを読む →
View Article